モグリンの適当日記

140字に収まらない内容を適当に書く。

ノベルゲーを布教したい

※この記事はeeic2022 Advent Calendar 2021の16日目の記事の二本目です。一本目に関してはこちらをご覧ください。

0. はじめに

どうせこの記事読んでる人一本目から飛んできてるだろ、ということで自己紹介は省略、一応東大ViNosの編集の役職持ちらしい、働いたことないけど。
さて、まず最初にノベルゲーとはなんだろう、実はゲームとして見たときの区分けは結構難しい。よく聞く(主観)のは乙女ゲーやギャルゲーといった、恋愛模様を描くことに主眼を置いた所謂恋愛ADV(もっとも最近はこの傾向すら怪しいが......)というジャンルだが、実は逆転裁判ダンガンロンパといったどちらかというと推理要素の強いゲームもノベルゲーとみなされることもある。結局は、

  • ストーリー性があり
  • テキスト量がそこそこ多く
  • プレイヤースキル(アクションやリズム感)がそこまで求められない

といった特徴を満たすゲームの総称という、ふわっとしたものなのかなー、と個人的には考えている、異論は認める。
まあこの記事では基本恋愛ADVの話しかしないので関係ないっすね、今までの話はなんだったのか。

1. なぜノベルゲーなのか

こんなことを言われたことがある、「別にノベルゲーじゃなくてもよくね?」。
考えてみれば当然の疑問だ、この世にはノベルゲー以外にも様々なコンテンツがある。純粋に物語を楽しみたいなら小説を読めばいいし、演技や音がついてるものの方がいいなら映画やドラマを見ればいい。絵とキャラクターだからこそできる表現を求めるにしても漫画やアニメを見ればよく、ゲームとしての側面に重きをおくならなおさらノベルゲーよりも普通のADVをやるべきだろう、私もNieR:Automataやってみたい、PS4たけぇ......、ともあれ、わざわざ大金(ノベルゲーはフルプライスだと大体7000円以上のものが多い)を払ってまで声の付いた紙芝居を見る必要はないように思える、結局はそういう人たちそういう目的のためにやるゲームか......。
一応、ノベルゲーは環境として必要なものが少なく(ゲーム機を買う必要がない、ノートPCでもできる、容量も一本当たり精々3GBくらいしか食わないものがほとんど)、それも利点の一つではあるのだがもちろんこんな理由でノベルゲーをやっているわけではない。

さて、ではなぜ私をノベルゲーをやっているのだろうか、ノベルゲーの魅力とは何だろうか、一言で言えば「進行とテキストのバランスがちょうどいい」のである。

例えば小説を例にとってみよう、小説の良さは自分のペースで、自由に想像しながら読み進められることだろう。途中で読むことを一旦中断することに抵抗が少ないのもいいかもしれない、いや私は一冊の本は最後まで一気に読み切りたいタイプだけど。ただ、ここからはあくまで私の個人的感想なのだが小説は少しのめりこみにくいのである。登場人物に感情移入もする、没入感もある、けれどもやっぱり吐くほどの絶望や泣くほどの感動を覚えることはない(お前は創作物に何を求めてるんだ)。

次に映画やアニメ、ドラマについて考えてみよう。これらの良さは何といってもその演出や、実際に登場人物に声や動きがあることだろう。感情移入や没入感は凄まじく、映画一本で一か月以上盛り上がるTLを見てもその素晴らしさがわかる、エヴァいつか履修しないとなあ。ただ、これは度々いろんなところで言われているが、これらの映像媒体は視聴者を置いていきやすいのである。巻き戻し(最近は早戻しって言うってマジ?)機能があるといっても普通映像作品は一本見終わるまでは通して見るものだろう、この時に最後まで物語と同じペースで感情や内容の把握がついてこればいいのだが、この辺りは個人差があるのが当たり前だ、もっと余韻に浸りたかったシーンで場面がすぐに切り替わってしまったり、内容が理解できていないままにどんどん物語が進んで行って萎えてしまう経験が誰しも一度はあるのではなかろうか。

さあ上の記述に当てはまる体験をお持ちの方へオススメしたいのがノベルゲー、ノベルゲーはクリックしながら進めていくゲームなので自分の好きなペースで進めることが出来、なおかつBGMや立ち絵、声優の声は映像作品のように入っているので臨場感を持って楽しむことが出来る、思う存分情緒を破壊される物語にのめりこめるのだ。又、小説と違いテキストが小出しなのでダレにくいのも特徴だ(残りの文字数がわかりにくいせいで逆にダレる人もいる)。

さらに、ノベルゲーには分岐と呼ばれる、途中で物語が別々に分かれていくつもの可能性の物語を楽しむことが出来る(別れた物語ごとに○○ルート、と呼ばれる)ゲームが多いという特徴もある。すなわちいくつものifの物語で同じキャラクターが何度も深められるため、より一層感情移入しやすくなるのだ(ダメージを受けやすくなるとも言う)。

後キャラがかわいい。
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キャラがかわいい
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キ ャ ラ が か わ い い
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うわああああああああああああああああああああああああああああ
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ん?

2. 個人的おすすめノベルゲー

やっぱ具体例無しに推すのは厳しい、というわけでここからは今まで私がプレイしたゲームの中で自信をもって人に勧められるゲームを挙げていくことにする。

1. 9-nine-

ん、なんかソフⅠ受講者が笑ってるような、気のせいか......
というわけで一つ目はぱれっとより9-nine-、私が一番最初にプレイしたノベルゲー。物語としては神社の神器が壊れるという事故をきっかけに現実世界と異世界の門が開き現実世界に異世界から人に異能を与える道具『アーティファクト』が多数流れ込んできてしまい、それと共に徐々に奇妙な事件が起こり始めた、数奇な運命に巻き込まれる主人公やヒロインたちの運命やいかに......?、といった割となろうのローファンタジーとかにありがちな設定の物語、テンポのいいギャグや鬱シーンもありつつ各キャラの性格や設定をシナリオの中で十二分に生かし切った、万人に勧められる神作。初めてノベルゲープレイする人にはよくこのゲーム勧める。

2. サノバウィッチ

二つ目はゆずソフトよりサノバウィッチ、先ほどのぱれっととは打って変わって独自の路線のキャラゲー(キャラクターの性格?かわいさ?とか主人公と結ばれるまでを主軸に置いたゲーム)が特徴的なブランド。ぶっちゃけノリについていけるか/こういうゲームを受け入れられるかでお勧めできるかがかなり変わる、個人的には好きだけどシナリオが全て!キャラの性格はシナリオの完成度の要請に答えてればそれでいい!みたいな人はやめておいた方がいいかもしれない。
もっともこのゲーム(サノバウィッチ)に関してはちょっとあるキャラの√のシナリオがかなりヤバいのでぜひやってみてほしい、今でもたまにフラッシュバックして涙腺緩くなるんだよな......。
ちなみにこのツイートのキャラの出る作品
twitter.com

3. さくらの雲*スカアレットの恋

最後はきゃべつそふと(オフィシャルサイトが作品サイト、ちゃんとHP作れ)よりさくらの雲*スカアレットの恋、長い、通称さくレット。結構色んな作風があるブランドだがこの作品はシナリオガン振り、一部の個別ルートがシナリオのために食われてない?ってくらい。その分伏線の貼り方からこちらの印象操作までかなり作りこまれてる、特にこのライターは"気にならないくらいの違和感"を滑り込ませてくるのがお上手......、最後の感動も含めて間違いのない作品。体験版だけでも引き込まれるのには十分なので一度やってみてはいかがだろう。
そういえばこのブランドちょうどアドベントを扱う作品も出してたな、セール中らしいっすよ、やろう!

まあオススメ上げていくとこんなものじゃなくなるのでこの辺で切る。

3. 快適にノベルゲーをプレイするためのサイト

オンライン販売サイト

SteamDMM GAMESFANZADLsiteげっちゅ屋、etc......。
まあ好きなサイト使えばいいんじゃないんすかね、知らんけど、私はDMM GAMES/FANZAをよく使う。
単にゲーム買う時だけじゃなく体験版も製品ページにくっついてるサイトが多いのでいちいちブランドのオフィシャルサイトに飛ぶのがめんどいときとかに重宝する。

ErogameScape

各種販売サイトのキャンペーンや各ゲームへのみんなの評価、そしてそのランキングや自身のプレイしたゲームを記録できる機能など快適なノベルゲーライフを送る必須ツール、とりあえずここの中央値ランキングでサンプル数300以上くらいのを上からひたすらやってけばいいとはサークルの先輩の談。
ちなみにここのマイページのサマリーはノベルゲーマー(使ったことのない日本語)の名刺代わりにもなるらしい、へー。実はやったことのある作品まだまだ少ないのバレるけど私も貼っとこ、ここでもmogurirnでやってます。

ほんとは実店舗とかも紹介するべきかもだけどアキバのソフマップゲーマーズくらいしか知らんのよな......、基本はオンラインソフト派。

4. 近況報告

積みゲー += 21、なんなんすかねこれ、プロデューサーさんは何だと思います?
大人買いはロマンだ、ロマン~♪ ロマン~♪(春休みの予定が埋まる音)

5. 最後に


いかがでしたか?



は?